こんにちは
はにー(@honey_come0011)です。
昨日面白いニュースがあったので紹介します。
ニュースというか、研究報告というべきでしょうか?
現在、新型コロナ感染症(COVID19)が流行している中で、当初から歯科医療従事者は業務内容上、飛沫が飛びやすいとの理由でリスクが高いと話題になっていました。
(実際は、歯科医院内でのクラスター、特に治療の際に発生する飛沫により感染が発生しているとの報告は、いまだに存在しません。それだけ、消毒や感染対策に歯科界も力を入れているのだと思います。)
歯科治療時に発生した飛沫をその場で吸引できないか….....その要求にこたえるある製品が開発されているとのことです。それが……
「患者用使い捨てヘルメット」
正直ちょっとシュールです。
口元と頭頂部にのみ開口部があり、治療中に発生した飛沫は、頭頂部からの吸引により瞬時に吸い上げられるとのことです。
頭がスースーしそうです。笑
万が一、患者がせき込んだとしても、その飛沫の99.6%を0.1秒で吸引するとのこと。
相当な勢いで吸引しているのではないでしょうか。
名前の通り、このヘルメット部分は患者一人ごとに取り替えますので使い捨て(ディスポーザブル)です。
気になる価格ですが、1つ200円ほどとのこと。
これを高いとみるか安いとみるか……
「いかに多くの患者さんを短時間でまわすか」といった経営の歯科医院ではランニングコストが需要になってきますので、すべての患者さんに200円のコストが出てくるのは大ダメージです。しかし、院内全体を陰圧にする大型の吸引装置を設置するくらいなら、こちらのほうがコスト面でもガス交換効率の面でもよさそうです。
歯科医院の感染予防設備をもっと手軽にと、アメリカのコーネル大学が研究開発したそうです。
頭頂部に設置する吸引装置は、チェアーの吸引装置に設置できるのか?
それとも別でバキューム機器が必要なのか、それによって初期経費が異なるので気になるところですがまだ不明です。
今後のより詳しい製品情報が待たれます。
まあ、うちの院長は、ランニングコスト嫌いなのできっと却下でしょうねー。笑
歯科医のコロナ感染リスクを減らすため、患者用の使い捨てヘルメットが開発される (2021年1月15日) - エキサイトニュース (excite.co.jp)