歯医者さんで「3ヶ月間隔で歯の掃除をしませんか？」と勧められたことはありませんか？
それが歯のメンテナンス（定期健診）です。
主に、歯科衛生士さんが担当してくれて、30分～1時間で行ってくれます。実際行うのは、掃除だけではありません。
歯のメンテナンスで行うこと
① 虫歯のチェック
② 歯周病の検査
③ 磨き残しのチェック
④ ブラッシング指導
⑤ 歯石除去
⑥ 歯面研磨
⑦ フッ素塗布
⑧ その他、口腔内の相談
などが、メンテナンスで行う内容になります。
そして大抵、最後にドクターがふらっと現れて、最終チェックを行います。医院にもよりますが、保険診療であれば、1500円～3000円ほどでしょうか。
日本では、まだ2~3％ほどの人しか行っていないと言われるメンテナンスですが、アメリカでは70％、予防歯科先進国であるスウェーデンでは90％の人が習慣化しているともいわれています。
日本人には、まだまだ歯科医院は「痛いときに行くところ！」というイメージがまだまだあるみたいです。
しかし現在、歯科医院は、「定期的に通うところ！」へとシフトチェンジしています。
メンテナンスに行くメリット
➀ 虫歯なら小さいうちに発見できます。
② 口臭予防にもなります。
③ 歯周病の進行を抑えるため、歯石を除去してもらえます。
④ 歯周病を抑制できれば、糖尿病や心臓血管疾患などの予防にも効果があると言われています。
⑤ 高齢者であれば、肺炎の予防にも大きくつながります。
⑥ かかりつけ医院として先生や衛生士側としても管理しやすくなります。
「予防歯科」「歯周病専門」などと謳っている歯科医院は、大抵メンテナンスを毎日行っています。ぜひ、予約してみてはいかがでしょうか。
最後に....毎回はヘアカットに平均４～５千円もつかうのに、どうして歯のメンテナンスは、皆行きたがらないのでしょうか？高齢になれば、毛髪は減っても、歯はしっかり残りますよ？高齢者の後悔は、みんな口をそろえて、「ちゃんと歯医者に行っておけば....」です。食べることは一生の楽しみになりますからね！
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