いよいよ明日から、7都道府県に緊急事態宣言が発令される。
それに先立ち、歯科医院側の注意事項としてお知らせが来たので要約して載せておこうと思う。
日本歯科医師会にも新型コロナウイルス感染所対策本部が設置されている。
そこから全国の歯科医院に以下のようなFAXが届いた。
「新型コロナウイルス感染拡大にともなうお願い」
1.緊急性が少なく、延期しても問題が少ない治療、定期健診、訪問診療などは延期もご検討ください。ただし、例えば歯周病などの重症化予防のための定期管理が延期されることは、全身状態の悪化にも繋がることから、延期の際には、電話などで患者さんに必要な指導を行い、指導内容などは記録に留めるようお願いします。訪問歯科診療についても同様です。
特に介護施設や在宅などで、歯科口腔衛生状態の低下による誤嚥性肺炎の発症などが懸念されますので、電話などでの施設、患家との連絡、指導などのもお願いします。
2.診療を行う場合は不顕性の感染者の来院があることを想定し、次のことにご留意ください。
(1)学会などの見解を踏まえ、エアロゾルの発生する切削器具、スケーラー等の使用については最小限にとどめると共に、有効とされている口腔外バキュームの併用、ラバーダムなどの活用をお願いします。
(2)感染の疑いのある患者さんの識別に向け、受診者に対して検温も行うとともに「味覚障害」「嗅覚障害」の症状も参考としてください。
(3)待合室の待機患者数を減らすようアポイント調整をお願いするとともに、待合室、診療室の換気の徹底をお願いします。
前回、ブログにも掲載した内容とそれほど変わりません。
どうしても痛い、噛めない、腫れているという状況ではない限り、特に高齢や全身疾患がある場合は、診療予約をキャンセルした方が賢明であると思われる。
僕もなるべく、アポイントをぎゅうぎゅう詰めにしないように今はしています。
「エアロゾルが発生する切削器具は最小限に」とは言われても、常に注水しながらの仕事なので感染リスクが高いことに変わりわないのですが....。
明日からの診療は、さらに神経を使いそうです。
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